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金属スクラップとは?買取できる有価物と産業廃棄物の違いを解説

不要になった金属くずの扱いに困っていませんか?

不要になった金属製品や工場から出る金属くずを処分する際、

「これは売れるのか?それとも廃棄物として処理が必要?」と迷ったことはありませんか?

 

実は、金属くずには「有価物」として買取可能なものと、

「産業廃棄物」として適切な処理が求められるものがあります。

この違いを理解せずに処分すると、本来得られるはずの買取価格を逃してしまったり、

違法な処分に繋がる可能性もあるため要注意です。

 

そこで今回の記事では、買取できる金属くずと産業廃棄物の違いをわかりやすく解説します。

記事の最後には、愛知県で金属スクラップを24時間、365日(事前予約制)いつでも持ち込める便利な業者も紹介します。

金属スクラップとは?

金属スクラップとは、不要になった金属製品や製造工程で出る金属くずのことです。

鉄や銅、アルミ、ステンレス、真鍮など、さまざまな種類の金属がスクラップとして扱われています。

 

これらの金属はリサイクル性が高く、新たな金属製品の原料として再利用できるため、市場価値があります。

金属スクラップの主な発生源

金属スクラップは多種多様な業種から発生しますが、その一部をご紹介します。

 

・建設・解体現場:鉄骨、配管、外装材など

・工場・製造業:金属の切れ端や不良品

 

・自動車産業:廃車や部品交換時に出る金属部品

なぜ金属スクラップは価値があるのか?

金属は繰り返し再利用できる貴重な資源です。

鉄やアルミなどはリサイクルしても品質が劣化しにくく、新品同様の材料として再利用可能です。

 

また、リサイクルによって資源採掘や製錬にかかるエネルギーを大幅に削減できるため、環境負荷の軽減にもつながります。

不要な金属は「有価物」と「産業廃棄物」に分類される

不要な金属は、「有価物」と「産業廃棄物」に分類されます。

有価物は市場で再利用できる価値があるものとして扱われ、買取対象となることが多いです。

一方、産業廃棄物は適切な処理が求められる廃棄物として扱われ、法令に従った処分が必要です。

 

この2つの違いを理解することで、不要な金属を適切に処分し、無駄なコストや法的リスクを避けることにつながります。

 

次の項目では、有価物と産業廃棄物になる金属くずの違いについて、詳しく解説していきます。

有価物として扱われる例

  • 銅線(被覆付きも可)
  • アルミ缶(未洗浄も可)
  • ステンレス製品(錆びや汚れが付いていても可)
  • 鉄くず(塗装や汚れが付いていても可)

 

産業廃棄物になる金属くずとは?

一方、産業廃棄物は法律で適切な処理が義務付けられている廃棄物です。

金属スクラップでも、汚れや異物が付着していたり、再利用が困難な場合は産業廃棄物として扱われます。

 

産業廃棄物を処理する際は、許可を得た業者に依頼し、適切な処理を行わなければなりません。

産業廃棄物として扱われる例

  • (有害な)化学物質が付着した金属部品
  • ボロボロに錆びついて再利用が困難な鉄くず
  • アスベストを含む金属製品

 

【愛知県】ヤマショー金属で買取可能な「金属スクラップ一覧」

愛知県小牧市に本社を置く「ヤマショー金属」では、さまざまな金属スクラップの買取を行っております。

鉄鋼原料から非鉄金属、産業機械まで幅広く対応しており、現場確認の上、適正なお見積りをご提示いたします。

 

ここではヤマショー金属が買取している金属スクラップの一例をご紹介します。

写真で確認したい方は、以下のページをご覧ください。

https://www.recycle-yamasyo.jp/%E8%B2%B7%E5%8F%96/

分類1:鉄鋼原料

ギロ材(A・B・C)

ギロチンで既定の長さに剪断する素材です。

H鋼、鋼板、鋼矢板など、規定の寸法にカットされた鉄鋼製品が対象となります。

新断

製造工場から発生する加工不良材や不良品、プレス加工の端材などが該当します。

未使用でありながら、製造過程で不要となった金属素材です。

コロ

コロコロした形状の金属で、80cm未満の大きさのものを指します。

厚み6ミリ以上、1m以上の長さではないものが対象です。

ガスコロ

ギロチンでは切断できないため、ガス溶断で処理する金属スクラップです。

コロ同様の形状ですが、切断方法に違いがあります。

ダライ粉

旋盤やフライス盤、NC加工などで発生する金属の切削くず(切粉)です。

加工工程で大量に発生するため、定期的な回収が可能です。

ガラ

一斗缶、ペール缶、飲料缶など、使用済みの金属製容器が対象です。

空き缶なども含まれます。

その他鉄製品

鉄筋、配電盤、自転車など、使用済みの鉄製品全般を買取しています。

 

状態やサイズに関わらず、ご相談ください。

分類2:非鉄金属原料

アルミくず

アルミ缶をはじめ、アルミサッシやアルミ部材などが対象です。

鉄屑と同様に種類ごとに分類して買取を行います。

ステンレスくず

磁性の有無によって分類されます。

SUS300系(非磁性・オーステナイト系)のものと、SUS400系(磁性あり)のものは混在しないよう注意が必要です。

銅くず

被覆銅線、銅ナゲット、銅ダライ粉など、各種銅スクラップを買取しています。

特に被覆を剥いた銅線は高価買取の対象となります。

その他非鉄金属

 

モーター、真鍮、亜鉛、砲金、レアメタル類(ニッケル、チタンなど)などの非鉄金属スクラップも幅広く対応しております。

分類3:産業機械等の買取

ヤマショー金属では、金属スクラップだけでなく、各種産業機械の買取も行っています。

不要になった設備や機械の処分をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

フォークリフト

トヨタ製、コマツ製、三菱製など、メーカーや年式を問わず買取対象です。

台数に関わらず対応いたします。

発電機

産業用から家庭用まで、さまざまなタイプの発電機を買取しています。

ホイスト

クレーン用のホイストや吊り上げ機器なども対応可能です。

トラック・乗用車等

廃車引取や処分を含め、トラックや乗用車の買取も行っております。

動作しない車両でもご相談ください。

旋盤ほか工作機械類

旋盤、フライス盤、NC機械などの工作機械全般も対象です。

 

古くなった機械設備もお気軽にお声がけください。

愛知県の金属買取・産廃処理なら「ヤマショー金属」へ

ヤマショー金属は、愛知県内でも珍しい「24時間、365日」金属スクラップの持ち込みができる買取業者です。

事前にご予約をしていただければ、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆などの大型連休中でも、深夜・早朝でもいつでも対応します。

 

また、ヤマショー金属では、金属スクラップの買取だけでなく、

有価物にならない金属くずや廃プラスチック類などの産業廃棄物の処理から収集運搬にも対応しています。

 

愛知県で金属スクラップの買取や産業廃棄物処理にお困りの方は、24時間・365日対応可能な「ヤマショー金属」へご相談ください。